損切りすることの諦めと慣れ

(リライト記事です)

前回は思ったように動かなければ、ダメだと思った時点で損切って
仕切り直す、という話をしました。

しかし、闇雲に損切りをすれば損切りビンボーになって
勝てるトレードでも勝てなくなりますので、
損切りをするにしても最低限の目安が無いといけません。

損切りの目安無しにトレードするのは非常に危険ですし、
損切りの無いトレードルールは手法ですらありません。

前回の話は、これらを前提として、
「思うように動かない場合は損切る」という意味になりますので
ご注意ください。

 

早い損切りを実行するのは、クソポジの損失分を確定し、
それ以上損失が拡大することを未然に防ぐのが目的ですが、
これが続くとストレスになります。

むしろ損切りが連続して快感に感じる人を探す方が難しいと思います。

損切りの中で特にイラっとさせるケースとしては、
ロングして思うように行かずに損切りした直後に急上昇する、
こんな場合がありますね。

相場から嫌がらせを受けているように感じることもあるのですが、
私も未だにこのようなことはよくあります。
大体損切りの2回に1回はこんな感じでしょうか。

慣れてしまえば、別になんともないのですが、
慣れるまではメンタルのペースが崩れて、
トレードに乱れが生じてくる原因になります。

損切り後に一気に伸びるケースや損切りが連続するケース、
こういった不運をどう考えるべきかといいますと、
仕方がないと思って諦めるだけです。

ムカついて精神が荒れるくらいなら冷静になって
次のチャンスを待つほうがはるかに効率が良いのです。

トレードは冷静にやるものです。
冷静にやれなければ、勝てるトレードも負けてしまいます。
冷静にやれなければ、ビッグチャンスを逃すことにもつながります。

冷静になれないというのは、自分で負けトレードを引き寄せている
ようなものだと私は思います。

トレードにおいて負けトレードは避けられません。
損切りによる心理ストレスは、損切りに対する考え方を
変えることで多少なりとも緩和することが出来るのです。

 

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