(この記事はリライトです)
先日質問コメントを頂きましたので回答します。
ジョニーさまは、安定して勝てるようになるまでと、現在とでは、待っている時間などで、気持ちや行動で、決定的に変化したところなどは有りますでしょうか?
私はまだ、後者であり、損切り直後に、「怒り・不安・焦り」が込み上げてきてしまいます。(しかも、1000通貨でです)
損切ることで、今日もマイナスでは?と不安になり、焦りから、目の前の値動きに振り回され、更に負けを重ね、同じことを繰り返すことで、怒りに変わり、自滅する。
そして、こんなようでは、一生勝てない・・・と落ち込む。
という繰り返しです。
(ジョニーさまは、このような、バカな経験はされていないのでしょうね^^;)
もし、何か、アドバイスを頂けるようでしたら、幸いです。
私もかつては勝ったら「大喜び、有頂天」、逆に負けたら「怒り、不安、焦り」といったサイクルを繰り返いしていた時期があります。
資金が増えたら嬉しい、減ったら苦痛に感じるというのは人間として当然の反応なのですが、ある時にこんなことで一喜一憂しても仕方がないと感じるようになりました。
なぜならトレードはトータルで勝つものだからです。
次のトレードでの勝ち負けで感情が大きく動いていれば、「トータルで勝つ」という目標から逆に遠ざかるのではないかと考えたのです。
また、それまでの数多くの感情の起伏から、「1回1回のトレードで感情が動くことに疲れてしまった」のも、こう感じるようになった理由の一つかもしれません。
勝てるトレーダーはエッジのある取引をします。
しかし考えを履き違えていけないのは、「エッジのある取引を続けても、次のトレードで勝つかどうかは一切わからない」ということです。本人のその時の自信や考えを相場はいとも簡単に否定してきます。
しかし、我々の目的は次のトレードで勝つことではありません。
何十回、何百回と取引をした結果、利益が出ていることを目的にしています。
そのためには、いつ勝つか、いつ負けるかは分からないけど、総合的に見ればエッジのある取引をがむしゃらにトレードを続けなくてはいけないのです。
そうすれば、最悪でも大負けすることはないでしょう。
優位性があっても勝ちトレードばかりになるわけではありませんが、多くの場合で、「負けてばかりいる感じだけど、利益は出ている」となるのです。
これが理解できれば、次のトレードに過剰な期待はしません。
過剰な期待をしなければ、相場に裏切られた気持ちにもなりません、自分を責めることにもなりません。必要以上に失望も怒りもありませんから、ポジポジ病にもなりません。終わったトレードで落ち込む間もなく次のトレードチャンスを冷静に待つだけなのです。
それなりにトレード歴があるのに負けてばかりの方は、トレードの技術云々の前に、考え方に原因があるように思われます。
それまでに自分に染みついた考えや行動様式を変えるのは簡単ではありませんが、ここを変えない限り、トレーダーとして利益を出していくのは厳しいと思います。
一度デモトレードに戻って、何も考えずにご自身のルールに徹底的に従ってトレードするべきでしょう。
一度に考えを変えることは難しいですが、毎日毎日意識することで、少しずつ変化していくはずです。
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