勝手に回答コーナーまとめ10

起きている間はずっとチャートに張り付いているのですか?

FX専業トレーダーの方は、起きている間はずっとチャートに張り付いているのですか?

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q11160973566

起きている間はずっとチャートに張り付いていたら、何のために専業トレーダーになったのか?と思うことでしょうね。ブラック企業もビックリでしょう。

一部のトレード好きのトレーダーは1日中張り付いているかもしれませんが、多くの場合はトレードする時間帯を決めてトレードしています。

その一番の理由としては、集中力をキープするためです。
疲労しながらもダラダラとチャートを見ていると、集中力が下がってきますし、トレードの精度も悪くなります。
トレードの精度が下がれば、精神的にもキツくなって、結果的にはトレードしなければよかった…ということになりかねないのです。

だからこそ時間を絞って、その中で出来る限り集中してトレードするのです。

トレードする時間帯は、自分の手法とマッチしやすい時間帯を選ぶのが普通で、私の場合は大体15時ごろから22時過ぎくらいまでを取引時間にしています。

更に私は火、水、木しかトレードしません。
その理由は、月曜日と金曜日のトレード結果が他の日と比べて悪く、それならもう休んでしまおうと思ったからです。

結果として私はトレード3連日にかなり集中してトレードすることが出来るようになって、以前とそこまで変わらない成績をキープできています。精神的にも楽になりました。

以上は私の例ですが、トレードで勝っているトレーダーの多くは、見事なまでに相場との距離感を保っているはずです。

この距離感は人によって大きく違うでしょう。
自分なりの距離感を見つけることも勝つためには必要なのです。

やりがいあるのでしょうか

株やfxだけやっておられる方にお聞きしますがやりがいありますか

パチンコやギャンブルとまでは思いませんが誰かの感謝を感じる機会や直接経営するわけでもないので得られる経験の量も少なく、失敗から得られる経験も意味ないように思うのですが、社会的意義とかではなく、本人はやりがいあるのでしょうか

何か目的ややりたい事があってやっておられるのでしょうか

素朴な質問で職業に対して偏見の話ではありませんので誤解招いてしまったら申し訳ございません。

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q12161589852

「得られる経験が少ない」というのは勝手な偏見です。
相場から得られる知見は自分自身の行動様式、行動ファイナンス理論、市場経済の動き、チャート分析方法など様々です。

特に行動ファイナンスや市場経済の動きについては一つの学問として成り立つほどですから、これらを無意味とは言えないでしょう。

また、FXで勝つために色々と学んでいくと、非常に大きなやりがいを感じます。
私の場合ですが、相場研究が出来ることに大きな幸せを感じていた時期もあります。

FXで利益を出している人というのは、勝てるようになるまでの過程でFX自体に大きな魅力を感じてのめりこんだ人ではないでしょうか?

社会的意義とか、人のためとか、そんなことはどうでもいいのです。
自分自身の目的のため、やりがいのためにやっているのです。

質問者が思っているほどトレーディングは浅いものではありません。
トレードとは全体を通して一種の学問であり、哲学であるのですから。

トレンドの判断基準は

FXを始めて18ヶ月が経過しました。
そこで疑問が発生したが、自力で解決出来ません。
皆さんの知恵をお貸し下さい。

世間でよく言われてる事ですが、トレンド相場が3割でレンジ相場が7割、だからトレンドが発生するのを我慢強く待って、押し目買いや戻り売りをすることで勝ち易くなる!

しかし、そのトレンドそのものの定義が凄く曖昧だと思うのです。
よくダウ理論で高値と安値が切り上げられれば上昇トレンドが発生したとかいわれますよね。
でも、1分足でダウ理論が成立しても、15分足で見ればレンジ相場の範囲、又、5分足でダウ理論が成立しても、1時間足で見ればレンジ相場の範囲とーーー結局大局的に見れば全てレンジ相場じゃないかと!そう考えた時、トレンドが発生したとかしないとか、何を持って判断したら良いのでしょうか? 自分のトレードの基準時間足で判断すれば良いのでしょうか?

宜しくお願い致します。

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q12161634372

チャートというものは不思議なもので、時間軸を変えただけでコロッと様相が変わります。
日足では明らかに上昇トレンドなのに、1時間足ではレンジ中・・・などのように。

質問者の疑問は、特にダウ理論やエリオット波動理論等を用いてトレードしている人が詰まりやすい内容だと思いました。

というのもダウ理論やエリオット波動というのは結構曖昧な点がありますし、見る側によってトレンドの判別が大きく異なることがあるからです。

曖昧な上に違う時間軸を見ると、それまで現在はトレンド中だと思っていたのに、実はレンジ真っ最中で、結局今は何なのか分からない、、、となるわけです。

フラクタルな相場に翻弄され、自分自身が混乱しているのです。

さて、この状況をどう打破するか?私なら2つの候補があります。

1.時間軸を固定する。

マルチタイムフレーム分析を始めると、他の時間軸が気になります。
特にポジションを持つと、通常では見ない時間軸まで気にし始めて、自分のポジションの優位性を確認しようとします。このような行為は、自分自身を混乱させるだけに過ぎません。

すべての時間軸を把握したところで先が読めるわけでもありません。
ならば、自分が好きな時間軸2つ3つだけを見てトレードした方が余計な時間軸を見らずに、混乱せずに効率的に取引できるのです。

完璧を求めようとして他の時間軸を見過ぎて自滅するパターンは結構ありますので。

2.トレンドの定義を厳密に定める

先ほども書きましたが、ダウ理論やエリオット波動理論等は見る側によって判断が異なることが多々あります。同じ人が見たとしても、その時の気分や状況によって判断が違うこともあるでしょう。

ならば、もう少しシンプルかつ客観性の高いトレンドの定義を決めるのも悪くありません。
例えば移動平均線やボリバン等を使うのも良いでしょう。

トレンドの定義=ダウ理論と考える人も多いようですが、これが絶対の理論ではありません。ダウ理論じゃないと勝てないわけでもありません。

厳密なトレンドの定義を決めた方が、色々と悩まずにトレード出来て勝てる、というケースもあるのです(私の例です)

きっと現状として、頭の中が凝り固まっている状態だと推測します。
トレードに対してもう少し柔らかく考えていくと良いでしょう。