利大損小にすればだれでも勝てますか?
fxは手法はただのこじつけで利大損小にすればだれでも勝てますか?
掲載元:http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q11160362891
いえ、違います。
損小利大の取引、いや、期待値がプラスになる取引をするために手法が必要なのです。
損小利大は大事ですが、適当なところで損小利大を目指しても勝てません。
なぜなら、いくら損小利大であっても、勝率が低すぎれば期待値がマイナスになってしまい、トレードではトータルで負けてしまうのです。
例えばリスクリワードレシオが5.0を目指す場合、
勝率が最低でも約17%を上回らないと期待値がマイナスとなります。
以上のように、トレードは損小利大が絶対的に正しいわけではなく、
正しいのは期待値がプラスであることなのです。
期待値をプラスに持っていくのはそう簡単ではありません。
優位性のある箇所のみをコツコツと狙っていくことこそが期待値をプラスにする数少ない方法であり、それを実行するためには手法が必要なのです。
勝率を上げるにはどの様にすればよいでしょうか?
今まで私は、一切勝率を意識する事が無かったのですが、
負けが込んでいる状況を打破する手がかりになればと思い、
勝率を考えていこうと思いました。そこで、ちょっと漠然とした質問ですが、勝率を上げるにはどの様にすればよいでしょうか?(^_^;)
現状では、指値が約定した後、大体5~30pips位は
プラスになるのですが、最後は-5~-15pips程の
ストップに引っかかりマイナスでエグジットしています。勝率を上げるには、ちょっとプラスになった時点で手仕舞えば
良いのでしょうか?何だか違う様な気もしますし、
そもそもスタンスが間違っている気もします。
今の手法そのままで勝率を上げたければ、質問者が言っているように、利益確定を早めるのが良いですね。加えるなら損切り幅を広げるともっと良いでしょう。損益率は下がりますが、勝率は上がります。
しかし、このやり方は勝率は上がる一方で、肝心の期待値は下がる傾向にあります。
期待値が下がってでも勝率を上げてストレスを軽くしたい考えの人もいるでしょうから、これは悪いことではありません。
ただし、期待値が下がり過ぎて利益が出なくなる…ということは避けなくてはいけません。
一番の理想は、損益率をキープしつつ勝率を上げる、でしょう。
こうすれば結果的に期待値が跳ね上がります。
さて、こんなに美味しいことが可能でしょうか?
なかなか簡単なことではありません。
しかし、私の経験を言うと可能です。
私自身が、現在の手法を完成させた時と現在を比較すると、
勝率も損益率も上がっています。
では私が何をしたかというと、トレードの経験を積んで技術を向上させた、ことに他なりません。
ちょっとした方法でトレードが一気に変化することは稀で、トレードの技術というのは長い年月をかけて徐々に向上していくものなのです。
トラリピとかループイフダンはリスクは大きいですか
トラリピとかループイフダンは、
資金さえ潤沢にあれば、ほぼ儲かるような気がしますが
リスクは大きいですか掲載元:http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q12150580142
潤沢な資金をもって、厳しい資金管理をすれば儲かるかもしれませんが、それでも大きく資金を減らす可能性は否定できません。
永遠にレンジ相場が続くのであれば、トラリピのような方法は聖杯となりうるでしょうが、相場には大きく上昇する相場や現在のような下落相場もあります。
特に基本ロングで仕掛けるトラリピの場合、現在のクロス円のような状況は正に殺人相場であると言えるでしょう。
幸福賢者さんのブログにも書かれているようにトラリピの含み損は指数関数的に増大します。含み損は指数関数的に増大するのに、含み益はそうなりません。つまり、含み損と含み益の広がり方が非対称なのです。
比較的高い確率で少ない利益は出せるけれども、相場が一方向に動いた時には大損する。
これがトラリピやループイフダンです。
トラリピと名前を変えてもやっていることはナンピンです。
ナンピンに関するこんな相場格言があります。
難平が出来るほどの金持ちはカーネギー、モルガン、ロックフェラーの3人しかいない。
しかし、彼らはそんな事をするほど愚かではない
これが真実だと私も思います。