週単位の動きについて(2015年10月3日)
こんにちは、ジョニーです。
私がトレードを教えているT君から、今週のトレード結果が
メールで送られてきました。
結果としてはマイナスだったようです。
今週は月末&月初で動きが悪かったですからね。
外国為替市場にはサイクルがあります。
年単位、月単位、週単位、曜日単位、1日単位・・・・。
チャートがフラクタルなのと同じように。
我々のようなデイトレ・スキャルピングのトレーダーが考慮すべきなのは
週単位のサイクルからだと私は考えています。
例えば月初めの週は重要指標発表があるので動きが悪い。
2週目以降はそれなりに動き、最後の週でまた停滞気味となる。
こんな傾向を知っていれば、攻める週がいつかが分かります。
私は曜日単位にも注目し、火、水、木曜日しかトレードしないことに
しています。これが今のところかなり良い結果をもたらしています。
チャートの上げ下げに加えて、時間も考慮すると効率の良いトレードが出来ると
弟子にも伝えておきました。
意外な成長に驚く・・・(2015年10月11日)
こんばんは、ジョニーです。
今日はFXを教えているT君と話をしてきました。
仕事と兼業ながらも、ずっと継続してトレードと検証を続けているようで、
その成果がトレードの成績にも反映されているようです。
デモトレードとは言え真剣にルールを守ってトレードしているようですし、
まだまだ甘いところはありますが安定しています。
本人も手ごたえを感じており、
「そろそろリアルに移ってみたいんですけど・・・、まだ早いですか?」
と相談されました。
トレードは利益を出すことを目的にするものですから、
そろそろ頃合かなと私も思って、明日からリアルでトレードさせることに。
経験の少ない彼は、デモと同じような結果を出せると思っているようですが、
リアルはそんなに甘くはありません。
1000通貨の取引だけを許可しましたが、きっと躓くでしょう。
お金を賭けていることの焦り、怒り、高揚、不安・・・
こんな感情がトレード中の彼を邪魔します。
その中での対応の仕方は実践でしか身につきません。
どうなるか楽しみです。
リアルに移った途端に・・・(2015年10月18日)
んばんは、ジョニーです。
昨日、弟子のT君からメールで1週間のトレード報告がありました。
先週からリアルトレードに移行した彼ですが、予想通り不調でマイナスでした。
本人からの感想は、「今までとは全然違いますね。」です。
1000通貨という小さなロットであっても、現実にお金が増減するのを見ると、
精神的にどうしても変動が発生します。
この精神的なブレがトレードのパフォーマンスに影響したわけです。
特に目立ったのが損切りの遅さと利確の早さ。
まさにプロスペクト理論のまま動かされたと言ってもいいトレードでした。
しかし、大きな損はありませんでしたし、エントリーポイント自体は
ルールに則ったものでしたので、及第点としました。
私も最初から利益を出してくれるとは思ってもいませんからね。
最初は相場に授業料を支払ってトレードの「経験」をさせてもらう。
勝ちに行くのではなく、リアルに慣れる。
損切りをしっかりすれば大きなマイナスにはならないことを知る。
この2つを芯から理解するために今はリアルでやらせています。
負けることも大切な経験なのです。