相場の節目を感じて・・・(2016年2月27日)
こんにちは、ジョニーです。
今日は弟子のT君と会ってきました。
彼の今週の成績は40pipsちょっと。
トレードの調子が良い時と悪い時の差が激しく、少し躁鬱状態だったそうです。
その理由は
「今週は後半から大きな流れから反対方向に進む相場で、トレーダーたちの
売り買いの衝突が激しくなったからだろう」
と話すと、妙に納得していました。
いつまでもショートして待っていれば勝てる相場が続くわけがありません。
どんなに長く続くトレンドでも必ず終わりは来ることを頭に入れておくように
言っておきました。
ポン円の日足・週足チャートを見ると、こんなに急に下げるのは久々です。
こういった動きになると、トレードで信じられないくらい資金を増やす人と、
損切りが出来ずに口座資金のほとんどが消えていく人が出てきます。
前者はウハウハな気持ちだと思いますが、経験が浅い場合は、
単にラッキーだったことに過ぎないのに自分の実力で稼いだと過信して、
トレンドが逆向きになってきてもショートを続けて結局利益が無くなる話もあります。
その時のトレンドに適応しすぎると、相場の流れが変わった時にやられます。
トレードで安定して利益を積み上げるには、適応し過ぎず、適応しなさすぎず・・・
という絶妙なラインをキープしながら黙々とやっていくべきかなと思います。
不調になりやすい時期(2016年3月07日)
昨日、弟子のT君からトレード報告がありました。
結果は-60pips程。
先週はトレードしにくくてポジポジ病も出たようです。
たしかに先週は特にやりにくい相場で、腕が試される感じがしました。
相場と言うものは嫌らしいもので、特定の時期にはトレーダーをイライラさせて
ミスやポジポジ病を誘発させようとしてきます。
相場は自身の意志では動いていませんが、先週の相場のように
嫌な動きはあるものです。
T君には、「月の1週目はトレードしないのも一つの手だよ」と言っておきました。
過去のトレード結果を見て、特定の週、曜日、時間帯で負けてばかり、
もしくは調子の悪い期間があったら、その期間はトレードしないと選択するのも
一つの戦略です。
その期間で負ける理由は、自分の生活スタイルと合わなかったり、
相場が手法と合わなかったりと様々です。
どちらにしても、特定の期間で負のエッジがあればトレードをしない方が
トータルではエッジが高まります。
手法だけでなく、こういったことも自分のトレード結果から考察していくと、
精神的にも楽なトレードが可能となるのです。
裁量トレードの裁量の部分(2016年3月20日)
こんばんは、ジョニーです。
今日は弟子のT君と会ってきました。
彼の先週の成績は70pipsちょっと。
3月は先々週まで不調だったので結構落ち込んでいましたが、
ようやく復活してきたようです。
「相場次第でトレード結果が大きく変動するのって良いことなんでしょうか?」
と質問されました。
相場の動きにトレード結果が影響されるのはしょうがないことですね。
極端な話、市場が全く動かなければトレードでも勝てませんから。
トレンドフォローならトレンドが無いと勝てません。
逆にトレンドが続く限り、トレンドフォローは最強です。
自分にとって良い相場で良い動きをしていれば積極的に攻めていくべきですし、調子が悪いと判断すればトレード頻度を下げたり市場の流れが変わるまで待ったりしなければいけません。
その判断やトレードのスイッチングが上手にできていないと、モロに市場の動きにトレード結果が影響を受けてしまうのです。逆に上手く判断し、スイッチングが出来れば、トレード結果は比較的安定します。
市場の動きが自分にとって良いか悪いか分からないレベル、
良いか悪いかわかっているのに、悪いところで積極的に仕掛けるレベル、
良いか悪いかわかっていて、それを吟味して仕掛け方を考えるレベル、
大まかに言って3つのレベルがあって、T君はまだ最初の段階にあることを伝えました。
「先は長いですね・・・・」と言う言葉が印象的でした。