損切り慣れする(2015年12月5日)
こんばんは、ジョニーです。
今日は弟子のT君と会ってきました。
今週の成績は、仕事の方も忙しくてトレード時間が少なかったものの、
約25pips程でした。
今回、改めて感じたのが、損切り幅が狭くなっていることでした。
その理由を聞いてみると、
「もうダメだと思ったら早く切った方が良いかなと思いまして・・・」
これが出来ないから他のトレーダーは苦労しているのですが、
さらっと言うようになったなぁと感心しました。
以前は、「損切りになる度に自分が否定されているような気持になった」
らしいですが、私がバンバン損切りしていることや、損切りしても合計で勝てれば
全く問題ない、むしろ損切りが小さい方が合理的だ!という結論に至ったそうです。
これも実際にやれるようになるのは大変なことです。
彼は1か月ほど前に転びましたが、何とか成長したようです。
人はトレードに因果関係を求めがちです。
例えば、勝ちトレードは○○な状態だから勝てたんだ、とか
負けトレードならあのポイントは○○だったから損切りにあったんだ、とか。
その解釈が100%間違っているとは言えませんが、100%正しいわけでもありません。
なぜなら、相場の動きには常にランダムさが付きまといます。
チャートが○○な時は、次に100%△△な動きになるという法則は無いのです。
あくまでも統計的に優位な形で△△になりやすい、というだけです。
これが完全に理解できれば、損切りに否定的になる必要はなくなります。
単に運が悪かっただけですから。
トレードは人が思うよりも複雑で、そしてシンプルなのです。
損切り慣れする(2015年12月20日)
こんにちは、ジョニーです。
昨日は弟子のT君と今年最後のレッスンでした。
彼は先週、仕事が忙しくてなかなか時間が取れなかったので
トレードはオフでしたが、それでも時間を見つけて検証だけは続けたようです。
リアルトレードよりも練習の方を優先するという選択肢は、
彼のレベルなら正しいことだと思います。
長い目で見れば、リアルトレード自体もトレードの実績を積むという意味では
大切なトレードの練習の一つになりますが、今はその前の段階ということですね。
彼が私に泣きついてきてから早4か月。
今まで私が人にトレードを教えた中では最も順調だと思います。
その一番の理由は真面目さですね。
彼は私の言いつけを守って、その通りに練習してくれました。
トレードのルール違反はありましたが、「ちゃんと検証する」といった
毎日の訓練や、トレード時間の制限も基本的にはしっかりやりました。
こういった日々の積み重ねが気づかなうちに一歩一歩前に進んでいるんだなと
改めて感じました。
正直なところ、私が彼に教えられることや伝えておくことは全て言いました。
後は彼次第なところもありますが、トレードをやっていると、色んな精神状態に陥ります。
こういった経験を積み重ねながら実践で腕を磨いていってくれればと思います。
今後はレッスンの頻度を少しずつ落としながら彼の上達具合を見ていくつもりです。
損切り慣れする(2016年1月11日)
こんにちは、ジョニーです。
昨日は今年初めて弟子のT君と会ってきました。
先週の彼の成績は90pipsちょっと。
完全に相場が良かっただけですが、テンションは高めでした。
そろそろ手法にも慣れてきているように思えたので、
今週からロットを少し上げてみてはどうかと提案しておきました。
彼は現在のところ1000通貨で取引していますが、5000通貨にステップアップして
様子を見たいと思います。
ロットを上げるとトレードのプレッシャーも大きくまりますから、
トレード中の自分の精神状態の変化をメモしておくように言っておきました。
彼がどれくらいロット変更で精神的なプレッシャーを受けるのか、
来週の結果が楽しみです。